緩和ケア
緩和ケアについて
緩和ケアとは
WHO(世界保健機関)は、『生命を脅かす疾患に伴う問題に直面する患者と家族に対し、疼痛や身体的、心理社会的、スピリチュアルな問題を早期から正確にアセスメントし解決することにより、苦痛の予防と軽減を図り、生活の質(QOL)を向上させるためのアプローチである』と定義しています。
当院の緩和ケア理念
- 患者さまの生き方や意思を尊重した緩和ケア
- 早い時期からの継続的な緩和ケア
- 在宅および施設における総合的な緩和ケア
- 保健・医療・介護・福祉の連携による質の高い緩和ケア
- 地域に密着した地域緩和ケア
当院が考える緩和ケアとは
がんの患者さまの痛み・食欲不振・体のだるさをはじめとする様々な身体的苦痛を緩和し、また心配・不安・不眠などの精神的苦痛を和らげ心のケアを行うことを目的とします。
通院による症状緩和だけでなく、通院困難な患者さまの在宅ケアそして一般病棟に入院中の患者さまの症状緩和にも応じています。レスパイト入院(在宅介護者の休養・救済のための入院)あるいは体験入院にも対応しています。がんの治療と療養全般に関する相談も承りますのでお気軽にご相談下さい。
![]() 緩和ケア病棟 病室 |
![]() 緩和ケア病棟 テラス |
相談の流れ・お問い合わせ

| 地域包括医療・ケア連携室 | 0848-77-0955 (平日 8:30~17:15) |
|---|---|
| 緩和ケア病棟 | 0848-76-1328 (24時間対応) |
緩和ケア外来対象者
がんと診断された患者さま、ならびにそのご家族です。ご家族のみの相談・診療も可能です。
一般病棟に入院中の患者さまも、緩和ケアのご希望があれば主治医・担当医にご相談下さい。
外来診療体制
緩和ケア担当医師・看護師・臨床心理士が中心となり診療に携わっています。状態に応じて理学療法士や管理栄養士などの専門スタッフが対応致します。
外来受診方法
地域包括医療・ケア連携室にご相談下さい。
入院中の患者さまは担当医にご相談下さい。
*地域包括医療・ケア連携室 0848-77-0955 (平日 8:30~17:15)
病棟見学にも応じています。お気軽にご相談下さい。
緩和ケア病棟への入院までの手順
1)院外からの入院
| 電話相談 |
| ↓ |
| 緩和ケア外来予約 |
| ↓ |
| 緩和ケア外来受診 |
| ↓ |
| 緩和ケア病棟入院適否判定(入退院判定委員会) |
| ↓ |
| 入院 |
2)当院の一般病棟に入院中の患者さまの場合
| 主治医からの院内紹介状 |
| ↓ |
| 緩和ケア外来受診 |
| ↓ |
| 緩和ケア病棟入院適否判定(入退院判定委員会) |
| ↓ |
| 転棟入院 |
緩和ケア病棟とは
がんによる苦痛を出来る限り少なくし、患者さまとご家族が、その人らしく有意義に過ごしていただくところです。そのため、本病棟では、身体症状を取り除くだけでなく、不安、悩みなど精神的苦痛を和らげ、患者さまとご家族にとって貴重な時間を最も快適に過ごしていただけるよう援助致します。医師・看護師は勿論、精神心理、リハビリ、栄養、口腔衛生をはじめとする専門スタッフがチーム一体となり患者さまとそのご家族を支援させて頂きます。
当院の緩和ケア病棟
病床数6床の非常に小さな病棟です。温かい家庭的な雰囲気、そして極め細やかなケアの提供を目指しています。いろいろな職種のスタッフ達が病棟の隅々に目を配り、進んで環境づくりとケアの向上に努めます。
また、地域に密着したサービス、すなわち在宅緩和ケアに積極的に取り組んでいます。かかりつけ医並びに在宅ケアスタッフとの十分な連携のもと、住み慣れた環境での療養をお手伝いします。
緩和ケア病棟基本方針
- 病病連携・病診連携に基づいた在宅ホスピスと施設ホスピスをシステムの両輪とし、さらにボランティアなど地域全体で支える独自の地域に密着した緩和ケアシステムを構築する。
- その人らしく充実した時間を送っていただくために、早い時期から在宅・施設において柔軟で継続的な関わりを持つ。
- 患者・家族の満足と安心を得られるように、質の高い・心のこもったサービスの提供に努め、患者・家族の声や第三者評価などにより、ケアの質の維持・向上を目指す。
病棟スタッフは
医師、看護師、保健師、理学・作業・音楽療法士、臨床心理士、ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士、歯科衛生士、訪問看護師、ボランティア、宗教家など専門のスタッフが、患者さまの症状やご希望に添って対応しています。
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緩和ケア病棟での生活
1)病棟設備は
患者さまとご家族に安心して過ごしていただけるよう、明るく落ち着きのある環境作りに心がけています。
病室は、無料個室4部屋、有料個室2部屋です。各部屋には、ご家族が泊まれるようにソファーベッドやミニキッチンを備えています。
病棟内には、デイルーム・図書コーナー・テラス・家族控え室・マッサージチェアなど充実した時間を過ごしていただけるように設けています。
2)病棟での過ごし方は
緩和ケア病棟では、患者さまのペースで過ごしていただくよう配慮しています。
面会は24時間可能です。ペットと面会をしたい時、外出・外泊がしたい時などご希望に応じて支援させていただいています。
食事内容、嗜好品、調度品など、その他ご要望がありましたらご相談ください。
3)ボランティアによる活動や病棟行事
ボランティアによる生け花・抹茶サービス・ティーサービスなどが定期的に行なわれています。
また、季節に応じた病棟行事も行なっています。
![]() ボランティアによる生け花 |
![]() ボランティアによる抹茶サービス |
![]() クリスマス会 |
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入院費用について
入院費用は定額制ですが、一般病棟と同様に各種健康保険が適用されます。個人の負担割合は、加入されている医療保険等により異なります。また、高額療養費制度が適応されます。
*医療費についての詳しいご相談は、ソーシャルワーカーにお気軽にお尋ね下さい。
*地域包括医療・ケア連携室 0848-77-0955 (平日 8:30~17:15)
退院支援について
当院では、ご希望があれば在宅スタッフと連携して、退院に向けて支援させていただいています。
ご遺族の方へのケア
- 担当看護師より退院されたあと、3ヶ月・1年でお手紙を出しています。
必要時、電話での訪問をさせていただいています。 - 『ひだまりの会』(遺族会)を年1回開催しています。(秋~冬頃)
ご遺族の方を対象に、近況報告や思い出を語りあうことでグリーフケアを行っています。さらに、ご遺族同士の交流の場となることを願っています。
![]() 遺族会 |
緩和ケア病棟広報誌『風を感じて』
毎年1回発行させて頂いており、第4号を迎えました。専門職スタッフが情熱を込めて執筆しております。緩和ケアそして我々スタッフに親しんで頂く良い機会になるかと存じます。是非ご一読下さい。















