1. 病院全体の指標
■ 延入院・外来患者数
内容
1年間の延入院患者及び1年間の延外来患者の数です。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
延入院患者数 | 77,721 | 74,512 | 71,717 |
延外来患者数 | 136,886 | 125,238 | 127,599 |
延入院患者数:退院患者数+当日末在院患者数
延外来患者数:初診患者数+再診患者数
■ 平均在院日数
内容
1人の患者さんが平均何日間入院しているのかを示す指標です。地域の医療機関と連携などによって、短期間で退院できるよう努めています。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
平均在院日数 | 19.6 | 19.3 | 18.6 |
分子:延在院患者数
分母:(新入院患者数+退院患者数)÷2
※ 療養病棟・回復期リハビリテーション病棟
緩和ケア病棟除く
■ 病床利用率(運用病床)
内容
病床利用率とは運用病床数に対し、入院患者がどのくらいの割合で入院していたかを示す指標であり、病床利用率が高いことは、ベッドを効率的に運用していることを表しています。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
病床利用率 | 88.5 | 85.1 | 81.9 |
分子:延入院患者数
分母:延運用病床数
■ 死亡率
内容
1年間の退院患者のうち死亡患者が占める割合です。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
死亡率 | 10.0 | 9.5 | 9.0 |
分子:死亡患者数
分母:退院患者数
■ 剖検率
内容
病院の医学教育・研究の評価を示す指標です。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
剖検率 | 0.4 | 0.5 | 0.5 |
分子:剖検数
分母:死亡患者数
■ 褥瘡発生率
内容
褥瘡とは、栄養不良、長時間の圧迫などにより皮膚が循環障害を起こし、いわゆる「床ずれ」となってしまったものです。褥瘡発生率とは、入院後新たに褥瘡を患った患者さんの比率です。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
発生率 | 2.5 | 1.9 | 3.9 |
分子:褥瘡新規介入数
分母:新入院患者数
2. 診療科目に関する指標
■ 疾病分類別患者数
ICD10の大分類に基づいた疾病分類別患者数
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |||
01:感染症及び寄生虫症 | 71 | 62 | 69 | ||
02:新生物 | 279 | 231 | 298 | ||
03:血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害 | 22 | 9 | 11 | ||
04:内分泌、栄養および代謝疾患 | 119 | 113 | 105 | ||
05:精神および行動の障害 | 12 | - | 12 | ||
06:神経系の疾患 | 95 | 83 | 91 | ||
07:眼および付属器の疾患 | - | - | - | ||
08:耳および乳様突起の疾患 | 17 | 13 | 13 | ||
09:循環器系の疾患 | 403 | 388 | 380 | ||
10:呼吸器系の疾患 | 326 | 294 | 249 | ||
11:消化器系の疾患 | 334 | 327 | 373 | ||
12:皮膚および皮下組織の疾患 | 48 | 67 | 73 | ||
13:筋骨格系および結合組織の疾患 | 193 | 184 | 128 | ||
14:腎尿路生殖器系の疾患 | 220 | 217 | 243 | ||
15:妊娠、分娩および産褥 | - | - | - | ||
16:周産期に発生した病態 | - | - | - | ||
17:先天奇形、変形および染色体異常 | 1 | 2 | - | ||
18:症状、徴候および異常所見で他に分類されないもの | 3 | 6 | 6 | ||
19:損傷、中毒およびその他の外因の影響 | 445 | 473 | 457 | ||
その他 | 99 | 93 | 103 | ||
合計 | 2,687 | 2,562 | 2,611 |
3. 手術に関する指標
■ 診療科別手術件数(手術室実績)
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | ||
外科 | 181 | 180 | 210 | |
整形外科 | 68 | 71 | 70 | |
脳外科 | 72 | 48 | 43 | |
泌尿器科 | 22 | 23 | 51 | |
産婦人科 | 6 | 5 | 13 | |
眼科 | 0 | 0 | 0 | |
耳鼻科 | 47 | 63 | 49 | |
内科 | 45 | 31 | 39 | |
皮膚科 | 40 | 33 | 32 | |
合計 | 481 | 454 | 507 |
■ 麻酔別手術件数(手術室実績)
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | ||
全身麻酔 | 113 | 100 | 158 | |
脊椎麻酔 | 70 | 77 | 94 | |
硬膜外麻酔 | 0 | 0 | 0 | |
静脈麻酔 | 0 | 1 | 4 | |
局所麻酔 | 117 | 105 | 89 | |
その他 | 0 | 0 | 0 | |
麻酔なし | 181 | 171 | 162 | |
合計 | 481 | 454 | 507 |
4. 放射線および検査に関する指標
■ 放射線検査人数
内容
放射線撮影の検査患者数です。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | ||
一般撮影 | 14,146 | 12,885 | 12,779 | |
胃腸撮影 | 247 | 232 | 211 | |
胆嚢・泌尿器 | 58 | 52 | 95 | |
血管造影 | 70 | 45 | 40 | |
心血管撮影 | 9 | 15 | 24 | |
MRI | 2,587 | 2,438 | 2,345 | |
CT | 5,404 | 5,036 | 5,481 | |
RI | 0 | 0 | 0 | |
歯科 | 1,089 | 1,028 | 1,079 | |
合計 | 23,610 | 21,731 | 22,054 |
■ 臨床検査人数
内容
臨床検査を実施した患者数です。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | ||
一般 | 92,901 | 89,739 | 86,933 | |
血液 | 190,400 | 167,461 | 176,835 | |
細菌 | 16,860 | 11,787 | 12,567 | |
血清 | 20,087 | 18,793 | 17,106 | |
臨床科学 | 617,097 | 572,018 | 626,000 | |
病理・細胞診 | 2,547 | 1,930 | 2,169 | |
生理 | 12,628 | 11,559 | 10,517 | |
その他 | 17,451 | 16,602 | 16,844 | |
内視鏡 | 2,495 | 2,293 | 2,552 | |
合計 | 972,466 | 892,182 | 951,523 |
5. 薬剤に関する指標
■ 服薬指導件数(入院・外来)
内容
患者さんへの薬物療法の効果や副作用のなどの説明・アドバイスを通じて、患者さんへの薬物療法への理解を深めるとともに、より安全で効果的な薬物療法を受けられるよう薬剤師が活動した件数です。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
入院 | 1,454 | 4,709 | 3,974 |
外来 | 4,314 | 731 | 3,245 |
■ ジェネリック使用率
内容
当院における入院医療で使用される全薬剤のうちジェネリック(後発医薬品)の割合です。ジェネリックは開発コストが大幅に削減されているため、先発医薬品に比べると安価になるなどの特徴があります。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
使用率 | 86.7 | 90.3 | 91.1 |
後発医薬品の数量
「後発医薬品のある先発医薬品の数量」+「後発医薬品の数量」
■ 薬剤師による抗がん剤等のミキシング数(処方箋枚数)
内容
薬剤師が安全キャビネットなどを使用して、抗がん剤のミキシングを行った処方箋の枚数です。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
入院 | 117 | 119 | 127 |
外来 | 113 | 93 | 131 |
6. 栄養に関する指標
■ 栄養指導件数
内容
患者さんに対して、医師の指示により栄養管理士が食事療法について説明し、食生活改善の支援を行っております。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
栄養指導 | 5,098 | 5,476 | 6,482 |
■ 栄養サポートチーム(NST)活動件数
内容
栄養サポートチーム(NST)とは栄養管理を管理栄養士、医師、看護師など様々な医療スタッフによって支援・実施するチーム医療のことです。定期的にメンバーによる回診等を行い、患者さんの状況を確認して適切な栄養療法を検討しています。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
介入者数 | 961 | 690 | 659 |
延人数 | 1,535 | 1,728 | 1,667 |
7. 医療安全に関する指標
■ インシデント・アクシデント報告件数
内容
院内で発生した医療事故等の報告をできる限り収集し、対策を講じることで、重大な医療事故(アクシデント)の発生を防ぐことが重要です。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
報告件数 | 992 | 815 | 825 |
■ 転倒・転落発生率
内容
入院している患者さんの中には年齢や病気の影響により、転倒したり、ベッドなどから転落したりする可能性が高い方もいます。転倒・転落の原因や要因について分析を行い、予防策を講じて、転倒・転落を防いでいます。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
発生率 | 4.1 | 3.9 | 3.9 |
単位:‰
分子:転倒・転落件数
分母:延入院患者数
■ MRSA保菌率
内容
入院患者よりMRSAが検出された割合です。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
MRSA保菌率 | 0.1 | 0.1 | 0.1 |
分子:MRSA保菌者数
分母:延入院患者数
8. 地域連携に関する指標
■ 紹介率、逆紹介率
内容
他の病院または診療所から紹介状により紹介された人の割合(紹介率)及び当院から他の病院または診療所に紹介した人の割合(逆紹介率)です。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
紹介率 | 35.7 | 43.0 | 43.0 |
逆紹介率 | 20.4 | 25.7 | 24.9 |
【紹介率】
分子:紹介患者数+救急患者数
分母:初診患者数
【逆紹介率】
分子:逆紹介患者数
分母:初診患者数
■ 救急患者数(1日あたり)、救急搬送受入件数
内容
救急医療は当院の重点医療のひとつであり、休日・全夜間診療事業を引き続き実施するなどし、患者受け入れに努めています。
令和元年度 | 令和2年度 | 令和3年度 | |
救急搬送受入数 | 627 | 580 | 679 |
救急患者数(1日当たり) | 1.7 | 1.6 | 1.9 |